アルコールの分解・代謝過程(飲酒運転対策としても重要)を知っていること
- 口から飲んだアルコールは、胃や小腸で吸収され、血液にのって肝臓に運ばれ、90%以上が肝臓で分解されます。汗をかく運動をしたり、水を多く飲んで、アルコールをおしっこから出そうとしてもほとんど効果がありません。またアルコールの分解スピードは、お酒の種類によってもほぼ一定で変わりませんので、焼酎の方が早く体から抜けるなどというのは俗説です。
- 飲酒習慣や体質、体格によって多少違いがありますが、通常2ドリンク、つまり20gのアルコールが体から消失するのにかかる時間は約5時間とされています。
- つまり缶ビール500mlを1本飲むと、少なくとも飲酒後5時間は運転してはいけない、ということになります。
- 同様に、焼酎2合は8ドリンクですから、少なくとも飲酒後20時間は運転してはいけない、ということになります。
- このことは飲酒運転をしない、させないためにも大事なことですから、ぜひ覚えて下さい。